自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2017/04/04

育ちの経過を

先日、畑に行った際に、
小麦の様子を確認してみると・・・

2ヵ月前は、10cm前後だった小麦が、

小麦_170205

ひざ丈程にまで伸びていて、
著しい成長がみえました!

小麦_170402

そんな成長に驚き、喜びつつ、

「そういえば、麦穂が実ったり、
 その後、脱穀した小麦や、麦ストローを
 会社に持って皆に見せたことはあっても、

 穂が実る前の青々とした小麦に関しては、
 皆、目にしたことがなかったかも?」と思い、

せっかくなので、お花と一緒に、
小麦も社内に飾ってみたところ・・・

社内の小麦

「もうこんなに伸びたんだー!」
「稲に似てるねー。」
「草ってかんじだね。笑」

など・・・反応が。^^

ついつい、収穫物など結果を見せがちですが、
ここに「結果主義」や「成果主義」などの
刷り込みがあるのかも・・・?!^^;

どちらにしても、
育ちの経過を共有していくことは、

一緒にやっている感覚や、
プロセスを味わう感覚が持てて、
なんだか楽しく・・・豊かさに繋がることを感じます。

もしかすると、保育園などで、
先生同士や、先生と保護者などが、

子どもの育ちの経過を共有していくことに
共通するのかもしれませんね。

「できたかできてないか」など、
結果ばかりを追って、楽しめなくならないように、

自分自身の状態、刷り込みには、
注意したいものです。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子