自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2017/01/02

畑始め ~2017年~

今日は、今年初めての畑に。

すると、今年もきれいな「蝋梅(ろうばい)」や、

ロウバイ2017

水仙、

水仙2017

そして、ちょっと早すぎる気もしますが、
紅梅の開花も見ることができました。

紅梅2017

また、11月に蒔いた小麦も順調に成長を!

小麦_170102

ちょうどこのお正月の時期(12月31日~1月4日頃)は、
「七十二候」でいうと
「雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)」にあたり、

降り積もった雪の下で麦が芽を出す頃・・・といわれています。

雪こそ降っていませんが、こうして厳しい寒さの中でも、
健気に育っている姿を見ると、なんだか力をもらえますね。^^

そして春になると、ぐんぐんと成長して見える麦ですが、
やっぱりいきなり「成長」しているわけではなく、

こんな風に、寒い冬を耐えて力を蓄え、
そうして地上に顔を出し、実りの時を迎えていることを思うと・・・

私たち「人」の成長においても、
重なるところがあるように感じます。

一足飛びにはいきませんし、時間がかかるからこそ、

必要な順序を踏まずに楽をしようとしたり、
早く結果が出ないことに焦ったりせず、

必要なことをしっかりやりながら、
信じて待つことを大事にできたらと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子