自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2016/09/19

命に囲まれて

昨日から、聴福庵にきています。

こちらの夜は、
やっぱりとても暗くて静か。

そんな中で、印象深いのが灯りです。

提灯や、

提灯

行燈など、

行燈

和紙を通した灯りは、
なんだか優しく柔らかく・・・

日本らしさを感じます。

また、和ろうそくは、
電灯とは違って、炎が揺らぎ、

私たちが笑ったり、しゃべったりする度に、
風が起こるからか、炎の表情を変えたり、

和ろうそく

燃える炭を見ていると、
まるで呼吸をしているように、
炭の色が変化したり・・・

炭火

どれもこれも、なんだか生きているみたいで、
電気生活では感じられないものばかりでした。

昔の人は、
こんな風に命を感じる暮らしをしていたから、
おもいやりが深く、優しかったのかもしれません。

普段は気づきにくいものですが、
実は、こんな風に命に囲まれていることを
忘れずにいたいです。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子