自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2016/07/30

土用の丑の日

本日は「土用の丑の日」ということで・・・

土用の丑の日

うなぎをいただきました!^^

土用の丑の日2

この「土用の丑の日」ですが、
よく耳にするものの、いまいちピンとこないので、
ちょっと調べてみたところ・・・

立春、立夏、立秋、立冬前の
18日間(または19日間)を「土用」といい、

中でも、「夏の土用」は梅雨明けと重なることが多いために重要視され、
「土用」といえば「夏の土用」をさすことが多くなったといいます。

また、昔から日にちには「十二支」が割り当てられており、
「土用」の約18日間にめぐってくる「丑の日」を
「土用の丑の日」と呼ぶそうです。

そして、一説によれば
「丑の日に『う』の字がつく物を食べると夏負けしない」
という風習があり、

うなぎ以外にも、
瓜、梅干、うどん、うさぎ、馬肉(うま)、牛肉(うし)などを
食する習慣もあったとか?!

更に、『万葉集』に大伴家持が
痩せこけた知人の夏痩せ防止にうなぎを勧める歌もあり・・・

かなり古くからうなぎが滋養強壮に効く食べものとして
注目されていたことがわかります。

この「土用の丑の日」にうなぎを食べる習慣ができた由来は、
諸説あるようですが、一般的に有名なものとしては、

こうしたことを江戸時代の蘭学者・平賀源内が
夏場の営業不振に悩んでいた鰻屋に助言し、

「本日、土用の丑の日」と書いて店頭に張り紙をしたところ、
大繁盛し、周りの店も真似した・・・という説。

真偽の程は定かではありませんが、どちらにしても、
夏は食欲が落ちたり、スタミナを失いがち。

こんな風に、疲労回復に効く栄養満点のうなぎは、
普段は値段が高くて、なかなか食べられないにしても・・・

行事食を楽しんだり、旬の食材の力をかりたりしながら、
元気に夏を過ごしていきたいです。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子