自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2016/01/06

「お正月の室礼 ~2016年~」

今日から、二十四節気で「小寒」に入り・・・

俗に言う「寒の入り」で、寒さも厳しくなり、
これから冬本番を迎えるということですが、

例年に比べると、あまり寒くないかんじで、
なんだか逆に心配になりますね。^^;

さて、一昨日にチラッとご紹介してますが、

社内のお正月の室礼では、様々なおめでたいものを盛りました。

2016お正月飾り4

まずは、大きくて爽やかな香りの「晩白柚」!

2016お正月室礼1

晩白柚の丸い形を神楽鈴に見立て・・・

柑橘の「きつ」が「吉」に通じ、
形が大きい程「大吉」に繋がると考えられているため、

「大吉となりますように」の願いを込めてます。

また「はやとうり」は、「芽が出る」で「めでたい」。

2016お正月室礼2

そして、今年は申年ということで赤い「くくり猿」と、

2016お正月室礼3

「喜び来る」の「嘉来」に通じる「コロ柿」に、

豊穣や子孫繁栄を願う「田作り(ごまめ)」、

勝利に通じる「勝ち栗」と、

「黒豆」には「豆豆しく達者で」と健康を願います。

先月末の室礼のお稽古で意味を学び・・・

こうして、一つひとつの意味を知って盛ると、
やっぱり気持ちの入り方が違ってきます。

仲間や会社と、それを取り巻く皆様の吉運を願い・・・
皆と共に、豊かな一年が過ごせたらと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子