自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2015/12/02

冬至の室礼~2015年~

12月に入ったこともあり、
社内の室礼も「冬至」をテーマにしています。

冬至室礼_151202

翌日から、畳の目の長さだけ日が長くなる
・・・といわれるように、
冬至は一年中でもっとも昼の短い日。

今回の盛り物は、三宝荒神のお札に
小豆、柚子、蒟蒻芋、菊座瓜(南瓜)、赤唐辛など・・・

冬至に食すと、これからの一年を無病息災で過ごせると
いわれているものばかり。

また、ねずみ瓜は、一年が終わり新たな年を迎えることを、
十二支の始まりである「子(ね)」にかけた、言葉の盛り物です。

枯れてもまた芽吹いて連なる瓜の蔓に、年々のつながりを託します。

師走は、時間的にも気持ち的にもせわしくなりがちですので、
なおさら心のゆとりを持って、こんな行事を楽しめたらと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子