自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2015/07/14

大豆の種まき1 ~2015年~

週末は、実家の畑で、
小麦が育ったスペースに、
大豆の種を蒔きました!

大豆は2年目の取り組みですが、
昨年は、育ったものの、実がなりませんでした。

大豆実らず

原因は、種を2粒ずつ蒔いたにもかかわらず、
間引きをし損ねてしまい、
大きくなった大豆はとても窮屈そうで・・・

そのため、風通しの悪さや、
栄養分の不足などに繋がったのでは?と、
考えられます。

そこで今年は、種蒔きの間隔を広めにとって、
目安に立てた棒の横に、
種を一粒ずつ蒔き、
(間引きのタイミングで畑に行けなさそうなので・・・・)

大豆蒔き5_150712

少しでも大豆にとって、
無理のない心地よい環境を考えました。

今回、昨年とやり方を変えてみたりできたのも、

1回通しで育ちを見たからこそ、
どのくらいの大きさに育つものなのかも分かり、
想像できる、気付けるものがあったと感じます。

昨年は、収穫できなかったことを考えれば、
「失敗」なのかもしれませんが、

逆にそのおかげか、不思議と去年以上に、
今年の大豆の育ちを見るのを、
楽しみにしている自分に気付きます。

スムーズで楽なことよりも、
試行錯誤したり大変な方が、
楽しいものなのかもしれない・・・と、

大豆を通して、感じています。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子