自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2015/03/06

物々交換から

本日は、月に一度の全体会議!

いつも全体会議日は、皆揃って朝食を食べますが、
毎月クルーが順番に、その「モーニング」を担当していきます。

今回は、社内に天然酵母がなかったため、
担当クルーに代わって、
自宅の天然(楽健寺)酵母で、パンを焼いて持ってきました。

すると、そのクルーが、
「パンのお礼に、手作りいちごジャムあげますね!
 物々交換しましょう!」と、
瓶詰のジャムをくれました!

決して、ジャムを狙って、
パンをつくったわけではありませんが、

やっぱり嬉しい気持ちになり、
物々交換の豊かさを感じました。

そして、昔、お金がなかった時代は、
こんな風に物々交換したり、労働でお返ししたりと、
お互いに持っているものや力など、活かし合っていたのかな?と思い、

更に、そんなところから自然界を見てみると、

蝶や蜂もお花から蜜をいただく代わりに、
お花の花粉を、別のお花に届けたりと・・・

同じように活かし合っていることに気付きます。

自然な働き方へと近づいていけるよう、
改めて、活かし合いを大切にしていきたいと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子