自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2015/02/15

嘉例川駅

先日の鹿児島出張の際、
帰りの飛行機まで少し時間が空いたので、

鹿児島空港から車で数分にある
「嘉例川駅」を訪れました。

こちらの駅は、
なんと、今から112年前になる
1903年(明治36年)に開業した駅ということで、

当時建てられた建物そのままに、
国の登録有形文化財になっていました。

しかも、今は無人駅ではあるものの、
当時の木造駅舎のままに、
現在も活躍する、鹿児島県内最古の駅ということです。

木造の柱や窓枠、ベンチなども、
長い時間を経て、何ともいえない温かな色合いとなり、

現代の合理的で無機質な駅ではなかなか感じにくい
優しさを伝えてくれます。

そんな歴史ある駅舎の中のベンチに座り、

「一体これまで何人の人がこの席に座ったのかな」
「どんなストーリーがあったのだろう」など・・・
思いを馳せながら、

なんだか明治時代にタイムスリップしたかのような
感覚にも浸れました。

建物の背景も山で、周囲の緑と溶け合っています。

自分が子どもの頃、
こんな木造の駅舎を利用していたわけではありませんが、

こうした建物と自然の組み合わせは、 昔の趣を感じられ、
やはり自然と穏やかな気持ちになります。

また、駅舎を見学していると、

「どこから来たの?」と、
地元の方が、何気なく声をかけて下さり、
路線図を説明して頂いたりと・・・

その親しみやすさにも、あたたかさを感じました。

歴史ある駅舎や地域の方から感じた「優しさ」は、
忘れたくない、自然な姿だと感じました。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子