自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2014/11/12

コバエホイホイ?!

先月から、社内にある「ミミズコンポスト」。

ミミズと共に、
予想外にコバエまで仲間入りしてますが、

そんなコバエが、仕事中にも社内を舞っているため、
仕方なく「コバエホイホイ」をコンポスト内に設置すると・・・

コバエはひっかかりましたが、もはや対処療法というかんじで、
最近は、それを超える勢いで増えているのを感じます。

そんな中で、コンポスト近くの植物に水をあげていると、
あるお花の茎や葉っぱ部分に、
コバエが見事に?貼り付いているのに気付きました!

自然にコバエホイホイのような働きをしていて
「これはおもしろい!」と思ったので、
社内の仲間に声をかけると、

「わぁーすごい!」
「これは立派な植物だー!」

と盛り上がりました。

以前から、この植物は茎がベトベトしていて、
困っていたのですが、

コバエの好きな臭いなのか、甘いからなのか、
そこに自然とコバエが吸い寄せられ、
そのまま離れなくなってしまったのかもしれません。

それにしても、
植物自体は、何も変わっていないのに、

周りの環境や状況によって、
そのものの価値が変わることを感じ、

なんだか、複雑な気持ちになりました。

自分にとってよいか悪いかで、価値を決めてしまうのは、
なんだか自分都合だな・・・と違和感をおぼえつつ、

しかし「役に立つ」ことで、価値が高まるということは、
自然なことかもしれません。

自分自身も、お役にたてるような働きを追求すると同時に、

周りの働きに対して、
自分都合で「自分にとって役に立つから良し」としないよう、
注意したいと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子