自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2014/03/26

ついに開花

最近、近所の桜のつぼみの変化を毎日見続けていましたが、
昨日、ついに開花している桜を発見しました!

他の桜は、まだつぼみがほとんどですが、
それらのつぼみの膨らみ具合からは、
これから続々と咲いていきそうなかんじがうかがえます。

ちなみに、昔から桜の開花は、他の自然現象と並び、
農業開始の指標とされた場合もあって、
各地に「田植え桜」や「種まき桜」とよばれる木があったそうです。

私は、すっかりカレンダーに依存した時間感覚で過ごしていますが、
もしかすると、自分が思っている以上に、
自然感覚を失っているのでは・・・と感じました。

先人は、桜の開花だけにかぎらず、
もっと自然の変化を五感で感じながら、
それらを指標に、様々なことに取り組んでいたのでしょう。

さすがに、カレンダーなしで生活をするのは難しいですが、
失われてしまった自然な感覚を、少しでも取り戻せるよう、
自然の変化を意識していきたいと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子