自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2014/03/17

新幹線からの富士山

先週末、出張に行った際に、
新幹線の窓から富士山がきれいに望めました。

これまで、何度も新幹線に乗ってきましたが、
振り返ると、実際に数える程しか富士山を目にしていなかったと感じ、
電車に乗って、景色を楽しむゆとりのない自分に気付きました。

新幹線にも広告がありましたが、
今、東海道新幹線は、最短およそ3分間隔で、
1日に323本以上が走っているそうです。

効率的な出張に大きく貢献しているということですが、
昔では、考えられないスピード感覚になっていることに、
改めて気付きます。

移動先に、本来の目的があり、移動は手段の一つかもしれませんが、
そんな手段の中でも楽しんだり、味わったりする余裕があることは、
本来の、自然な状態だと感じます。

便利さ自体は、決して否定するものではありませんが、
そんな便利な時代だからこそ、
ゆとりをなくすのではなく、ゆとりある自分の状態でいることを、
大切にしていきたいと感じています。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子