自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2017/11/28

行事

昨日に続き、
本日はリーダー研修2日目。

そんな中で、藤森先生より「行事」について、
大変印象深いお話がありました。

時代がかわり、子どもがかわってきているので、
もう一度「行事をなんのためにするのか」を考え、
「今までやってきたから・・・」を見直すこと。

そして、それを保護者に見せることが
リーダーの責任。

子どもができるようにならなくていい
・・・と言ってるわけではなく、

小学校に行ってできるようになってほしいので、
まず楽しんでもらったり興味をもつことが大事なこと。

訓練すれば誰でもできるようになるけど、
子どもが楽しまないような練習を
無理にやらせるべきではないし、

素晴らしいことができても
楽しんでいなければ意味がない。

例えば発表会の行事の時などは、
楽しそうに歌っている、劇をしているなど・・・
そんな姿を見せること。

そして、行事の当日だけが大事なのではなく、
その日にむかってワクワクする子どもたちの姿が一番大事。

昔の日本人も「もうすぐお祭りが来るから」と
農作業を頑張っていたもので、

行事があることでのっぺりせず、
メリハリがうまれる。

・・・というお話でした。

今と比べ、昔の日本の暮らしには、
「ハレ」と「ケ」がはっきりと存在していましたが、

このようなメリハリは
やっぱり日本らしさなのかもしれませんね。

行事の意味深さを感じると共に、
自分自身も改めて「楽しむ」ことを
もっと大事にしていきたいです。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子