自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2017/11/14

同じ方向へ

本日、ある保育園での研修で、
アクティビティを行いました。

内容は、皆でうちわを仰いで風をおこし、
筒にかかる円盤の紙をその風で上げて、
筒から外す・・・というもの。

皆でパタパタと一生懸命にあおいでいきましたが、
紙はあがったりさがったりして、
なかなか筒をこえられなかったのですが、

うちわアクティビティ3

うちわアクティビティ2

うちわアクティビティ1

疲れ果てて、あおぐのも弱くなった時、
急に、ふわっと紙が筒をこえて・・・成功!

「なんで?」
「今、何した?」

など皆で驚き・・・その後再び試したり
振り返りをする中で感じたのは、

それぞれが全力で頑張っていても、
別々の方向にあおぐ力が働いていれば、

紙は動かなかったり、
逆方向に進んだりすることもあるものですが、

それが息を合わせて同じ方向にあおいだ時、
少しの力でも簡単に進むということ。

そしてこれは、
組織においても共通することを感じました。

ただただ、やみくもに一生懸命頑張るのではなく、

皆の力が無駄にならないためにも、
組織の理念や方針など、どこにむかっているかを確かめながら、

同じ方向へ向かって、
皆と息を合わせていくことを、
大事にしたいと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子