自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2013/11/29

有明の月

早朝ランニングを始めて、今日で12日目。

初日の空には、満月がきれいに見えていましたが、
今朝は、随分と月が薄くなってきました。

毎朝走る際、何度か月を見上げることがあります。

まだ空が暗い中で走っているので、
自然と、月を求めてしまうのは、
昔の人の感覚に、少し近づいている気がします。

そして、毎日同じ時間の月を見ていると、
月の形が違うのは勿論ですが、
位置も随分と変わっていることに気付きました。

そんな変化が気になり、色々調べてみると、
月の満ち欠けによって、月の呼び名もいくつかあるようでした。

満月、新月、三日月は、有名ですが、
他にも、十六夜、立待月、寝待月、三十日月等・・・
沢山の呼び名があります。

今朝の月はちょうど「有明の月」だったのでしょうか。

夜明けの空(有明の空)に昇ることから、そう呼ばれているようで、
夜明けの空で消えそうになっているこの月を、
「残月(ざんげつ)」とも呼ぶようです。

お月様は、目に見えても見えなくても、
いつも存在していて、見守ってもらえている安心感があります。

カグヤのロゴマークでもある月。

私自身もそんな安心感のある存在でありたいです。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子