自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2013/11/19

自然光

先日、弊社社長が関西の保育園を見学した際に、
部屋の電気をつけずに、
自然光だけで保育をしている園があったようです。

「子ども達の感覚を鈍らせないように」
という想いのもと、取り組まれているということで、

私はそれを聞き「暗い中で、目が悪くなるのでは?!」と、
頭によぎりましたが・・・

実際に、そこの子どもたちに、視力の悪い子はいないそうです。

そう考えると、むしろ・・・
「なぜ昼間の明るい時に、電気を付けているのか?」と、
そちらに疑問が湧いてきました。

私自身、これまで何も考えず、
「朝起きたら電気を付け、寝る時に電気を消す」
という生活をおくってましたが、

どうやら、そんな不自然さにも気付かない程に、
既に、感覚が鈍っているようです・・・

もっと、その時の天気や光の具合によって、
明かりを調節したり等、自然に沿っていきたいと感じました。

そして、ふと社内実践を振り返ると・・・

以前から、社長の提案で、社内でお昼ごはんをいただく際は、
部屋の電気を消して、光の差し込む窓際の席で、
皆と食事をしていました。

この実践も、「感覚が鈍らないように」という、
同じ趣旨で始めていたことを、思い出しました。

何も考えずにやっていては、実践泣かせですね・・・。

このような自然に近づく実践に、改めて感謝しつつ、
もっと自然光に親しみ、感覚を取り戻していけたらと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子