自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2017/06/21

一緒にやる

私たちは、火、水、木曜には毎朝、
丸くなって対話をする「一円対話」を行っているのですが、

それでは、短時間勤務のクルーは参加できないため、
月に2回は、午後に時間を変え、
全クルー一緒になって、一円対話を行っています。

昨日は、そんな短時間勤務のクルーも一緒の
貴重な一円対話日だったのですが、

ちょうど最近、腰を痛めていたクルーがいたため、

ずっと座っていないといけない一円対話は
正直しんどいかと思い、

「参加が難しかったら、電話当番のクルーと代わって、
 自由にゆったり過ごしつつ、円の外から、
 皆の話を聴いててもらっても大丈夫だよ。」

・・・と声をかけたところ「そうします」と返答が。

しかし、直前になり
「楽しそうなのでやっぱり参加しようかな」と。^^

その気持ちもうれしかったため、
ルールでは途中退席禁止なのですが、

事前に、みんなにも確認をした上で、
「きつかったら、いつでも途中退席してね。」と、
一緒に一円対話を行うことに。

また、いつもの一円対話用の木の椅子は辛いかと思い、
オフィスワーク時につかっている椅子で行ってみました。

一円対話の椅子を変える

終わってみれば、とても楽しい時間になり、
なんとなく心も洗われたかんじに?!

時間を気にしてしまったリ・・・など、
改善点もあるものの、

みんなで大事な場、実践を積めたことは、
やっぱり自信にも繋がり、
何より安心や楽しさを感じました。

聴福人の心構えにも
「『一緒にやろうよ』という一丸となる意識を持つ。」
とありますが、

物理的に一緒にやるかどうかが問題ではなく、
「一緒にやろうよ」の気持ちでいるかどうかが、
何より大事なことのように感じました。

一円対話にかぎらずですが、
みんなの気持ちがひとつに合わさっていくように、

自分自身がそんな意欲を持っているか
見直していきながら、
取り組んでいきたいと感じます。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子