自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2017/01/31

寒仕込み味噌 ~2017年~

昨日のブログでもご紹介したとおり、

今は、二十四節気の最後の節気「大寒」にあたり、
冷え込みも厳しく、最も寒い頃になりますが、

ちょうど、この寒気を利用し、
お酒や味噌、醤油などの
「寒仕込み」の時期にもあたるということで・・・

先日、味噌を仕込みました!

味噌仕込み1

味噌仕込み2

味噌仕込み3

味噌仕込み4

味噌仕込み5

味噌仕込み6

1年で最も気温が低く、
雑菌が繁殖しにくいこの時季の水は「寒の水」と呼ばれ、
お酒などの「寒仕込み」に使われてきたそうですが、

確かに、大豆を洗っていると、
水がとても冷たくて、こたえました・・・^^;

それにしても、

寒が始まる「小寒」の日を「寒の入り」、

寒が終わった翌日である「立春」を
「寒の明け」というそうで、

寒仕込みだけでなく、
寒中水泳や寒中見舞いなどの「寒」も

この「小寒」と「大寒」の期間である
「寒(かん)」の中で行うことから、
由来していたことを知り・・・

色々なことを深めれば深めるほどに、

昔の人は、本当に自然が身近で、
季節の変化に合わせて暮らしていたことが
伝わってきます。

単に知識を得るような感覚ではなく、
自分自身も、自然に沿った暮らしを通し、
自然と繋がり体感しながら、
理解していけたらと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子