また、鹿児島出張での話しになりますが・・・
ふたつの園を見学させて頂く中で、
「真似」に続き、共通して印象的だったのは、
両園とも、見学者に対して、
出し惜しみせずに、何でもオープンに見せてくれたり、
教えてくれたりするところでした。
そして実は、見学園の先生も、
以前、他園の見学をした際に、
同じように、惜しみなく何でも教えてもらったそうで・・・
その恩を「どうお返しすればよいか?」と尋ねるたところ、
「返さなくてよいので、他の園にも同じようにして、
『見守るほいく』を広げて下さい」と仰られたということでした。
「真似」にも通じるものがありそうですが、
実際に、こんな風に「恩」がぐるぐるとまわっていくことを目の当たりにし、
世界が変わる可能性を感じて、とても感動しました。
「恩返し」も自然なことだとは感じますが、
こんな「恩送り」も、大きな繋がりで見たら、
より自然で素敵なことだと感じます。
自分自身も、恩を感じるしなやかな感性を大事にし、
その恩を、感謝と共に連鎖していけたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子