今日のカグヤクルー日記

クルーそれぞれの理念の実践や気付きを交代で掲載しています。

2013/11/18

「近づく距離」

こんにちは、眞田です。

冬も近づいてきました。もうすぐ「小雪(しょうせつ)」ですね。

わずかながら雪が降り始めるころとありますが、北海道の友人からは
随分前に、どか雪の情報が届き、今年は沢山降りそうだと話していました。

そんな寒さが身に沁みる季節が近づいてきましたが、
我が家は夏よりも数段ヒートアップしている娘と息子の小競り合いの
お蔭で熱のこもったリビングとなっています。

夏までは会話もままならなかった息子も、
言っていることが分かる様になるだけではなく、
言葉で伝えることが出来る様になってきたこともあり、
お姉ちゃんへの要求ももう、タイミングもお構いなしで
どんどんと入り込んできます。

最初は、娘が息子を叩いたり倒したりとありましたが、
少しずつ、娘に変化が現れました。

息子に「人のものを取っちゃダメなんだよ!!」
「順番なんだよ!!」「全部はだめなんだよ!!」と
されたら嫌なことを伝えているうちに、娘自身がその意味を
少しずつ理解してきていて、、、(少しずつです)。

息子に対して、横取りしない、順番を守ること、分ける事が
出来る様になってきました。

そして、沢山のぶつかり合いと譲り合いの日々のお蔭で
夏までは距離を取ろうとしていた二人の関係が、
心も体も近づいて寄り添うようになっていることを実感します。

人は、伝える相手やそういう経験をさせてもらえる機会が
あるお蔭で成長していくのだと実感する有難い瞬間でした。

そして、それは子ども達だけではなく、私達大人の社会でも同じだと感じます。

仕事を通して、伝えさせて頂ける方やそういう経験をさせてもらえる機会が
あるお蔭で成長していくのだと改めて実感します。

経験する中身が心地よいか不快かどうかよりも、
「その機会は自分をどのように成長させてくれるのだろうか」
ということを、子ども心のように自然に受け取れるように、
自分に問いかけて意味を受け取って行きたいと思います。

 

ミマモリスト
眞田 海