今日のカグヤクルー日記

クルーそれぞれの理念の実践や気付きを交代で掲載しています。

2017/08/03

「人災」

こんにちは、眞田です。

最近の異常気象や梅雨が明けるまでの猛暑。
どうやら今年は酷暑になりそうだなと感じています。

下記ニュースサイトの記事によると
http://news.livedoor.com/article/detail/13362116/

地球全体の気象観測データから、
2017年はこれまでの記録の中で
2番目に平均気温が高い一年になることが確実視されているようです。

さらに、その変化には単なる「気温の上昇」だけではない、
気象の極端化という特徴が明らかになってきています。

2017年7月17日にアメリカ海洋大気庁(NOAA)が発表した最新のデータによると、
2017年の6月は観測史上で3番目に暑い6月だったことが明らかになっています。
また、2017年1月からの6カ月間における平均気温を20世紀全体の平均データと
比較した際に生じる温度偏差は「セ氏プラス0.9度」となっており、
以下のグラフのように、最も暑かった2016年に次いで、
2017年は2番目に暑い半年間であったことも明らかにされています。

写真(sanada)

しかし注目すべきは、単に「地球が暑くなっている」ということでなく、
異常気象の発生頻度や規模が増している点にあるとのこと。
その一例が、特に北半球で頻発するようになった大雨や、
それに起因する洪水により、多くの人が被害を受けています。

南極と北極の氷が減少していることも気候変動に関わりがあると見られています。
北極では、冬の時期に氷が発生する規模が小さくなっているほか、
南極では総重量1兆トンで九州の半分ほどの大きさがある
「ラーセンC棚氷」が南極の棚氷から分離するという出来事があったばかり。

これらの情報を読み解いていくと、
確実に地球は熱くなってきていますが、
その原因はやはり私たち人類だと感じます。

気象庁のHPによると、
20世紀半ば以降に見られる地球規模の気温の上昇、
すなわち現在問題となっている地球温暖化の支配的な原因は、
人間活動による温室効果ガスの増加である可能性が極めて高いと考えられています。

私たち人類の「暮らし方」が、
この気候や異常気象をもたらしているのだとすると、
もはや「天災」ではなく「人災」ともいえる部分が増えてきているように感じます。

酷暑だから安全に過ごすことももちろん大切ですが、
子どもたちに対して残していく姿は、それだけではなく、
自らの暮らしを省みながら限りなく「人災」を減らしていく
努力をする背中を残していくことのように感じます。

まさに自分ごとであり、人のことを言えた立場ではありません。

改めて、自分自身が何をできるのか。
考えて行動していきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海