今日のカグヤクルー日記

クルーそれぞれの理念の実践や気付きを交代で掲載しています。

2017/05/30

「咲きゆくプロセス」

こんにちは。大河内です。

カグヤでは毎週月曜日に、
社内に飾る花を届けてもらっています。

いつも花を飾ってくれている女性クルーが
出張中だったり、お休みをしていましたので
先日は、慣れない私が飾ってみることに。

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無骨というか、がさつというか…
葉っぱがワサワサしていますが、、
なんとか見られる感じにはなったかと(^^;

そして夜、退社する際に
もう一度飾った花をみてみると、

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昼前に届けられた際には蕾だった
白い花がだいぶ開きかけていて、

その変化する姿に驚くとともに
試行錯誤して自分で飾ってみたからこそ
まるで花が応えてくれたかのような
不思議な嬉しさが感じられました。

「もちろん皆のためでもあるけれど
 花を飾ると自分がご機嫌になれるから」

そんなことを女性クルーが言っていましたが
やってみて初めて、その言葉の意味が
実際に感じられたように思います。

そして翌日、その白い芍薬の花は
こんなにも美しく咲いてくれました。

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『立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花』

という言葉があるように、

最初は一つの小さな目立たない蕾でしたが、
一本でも凛として咲いている、その美しさは
花の魅力を大いに伝えてくれています。

受け取った時にはよくわからず
「この小さな蕾は、咲くのだろうか?」
と疑問に思っていたのですが

実際に、枝が切られた後でも
こんな風に大きな花を咲かせている姿を
見るとその生命力に驚かされます。

花は「咲いている」その時も勿論ですが
『咲きゆくプロセス(経過)』に、むしろ
本物の美しさがあるように感じました。

何事も、うわべの「結果」だけではなく
寄り添いを通してその「プロセス」の方に
共感できる豊かさを大事にしたいと思います。

ビジョンリスナー
大河内 盛友