こんにちは。宮前です。
私たちは、3年程前から、
「総力戦」や「一家で働く」
「垣根をつくらない」「自他一体」などと・・・
仕事をシャッフルしてみたり、
出張もペアで行くようになったりと
「一緒にやる」ことを大事にしていますが、
先日、この「一緒にやる」ことについて
考えさせられる機会がありました。
「一緒にやる」のスタンスとして、
もし「手伝う」という意識でやっていれば、
それはもう「『相手』の仕事を手伝う」ということで、
自分事にはなっていません。
そして、相手と分けたスタンスで、
部分的に手伝うような関わりは、
ややもすると、相手に「孤独」を感じさせ、
逆に追いつめてしまうおそれもあります。
本来は、他人事とせずに、
自分事として取り組んでいるスタンスが、
「一緒にやる」ということ。
それは、同じことをやることでも、
手伝って相手の仕事の負担を軽くすることでもなく、
「『自分』だったらどうするか」と、
そこに、自分事としてやる気があるかが、
不可欠だと感じました。
結局は、自分事でやっている人同士でしか、
本当の意味で「一緒にやる」ことは
難しいのかもしれません。
担当が決まっていたり、
自分の分からないことなどは、
ついつい自分の範囲を決め、
踏み込みが甘くなったり、
相手任せにしてしまいがちですが、
担当ではなくても、
できないことでも、
経験がなくても・・・
自分事として考え動くことはできるはず。
むしろ、最初はみんなそんなもので、
そこから聞いたり、やってみたりすれば、
それができることに変わっていたり、
経験が積まれていくもの。
私たちには理念があって、
全て「子どもに繋がっている」からこそ、
まだまだ、簡単にはいきませんが、
今の変化のプロセスも味わいながら、
今一度、自分自身のスタンスを
見直したいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子