今日のカグヤクルー日記

クルーそれぞれの理念の実践や気付きを交代で掲載しています。

2017/07/25

「違いを活かし合う」

こんにちは。宮前です。

先週は1週間程、数名のクルーと一緒に
福岡にある古民家「聴福庵」に行ってました。

今回も、厨房の天井を煤竹に変えて行ったり、
井戸掘りや漆喰づくりをしたり、
外壁をベンガラで塗ったり・・・と、

実に様々な種類のお仕事があったのですが、
そんな中で改めて思うのは、
特性を活かし合うことの大切さ。

仕事が大胆だったり繊細だったり、
スピードが速かったり、遅かったり、

一気に集中する「太く短く」タイプや、
ちょっとずつ長い時間をかけていく
「細く長く」タイプだったり、

背が高い人は、高いところに手が届いたり、
小さい人は、狭いところにも体が入ったり、
力持ちは、重たいものを持てたり、

他にも、差し入れや声掛けなど、
周りの仲間に対してよく気が効いたりなど・・・

一緒に、多種にわたる古民家再生に取り組む中で、
あげればきりがないほどに、クルーのタイプも、
多種多様であることに気付きます。

古民家再生に限らずですが、働くことは、
ひとりではなかなか難しいことばかりで、

特性もこんなに違うのですから、
やっぱり活かし合わないともったいないですね。^^

古民家再生にかぎらず、普段の働きの中でも
皆が一律に「できるようになる」ことを目指すのではなく、

それぞれの違い、特性を活かし尊重し合いながら、
違っている仲間だからこそ実現できる
おもしろさを大事にできたらと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子