今日のカグヤクルー日記

クルーそれぞれの理念の実践や気付きを交代で掲載しています。

2016/07/14

「一緒に過ごす ~手入れ~」

いつも有難うございます。
カグヤの松野です。

先日、福岡県飯塚市にある
古民家『聴福庵』に行ってきました。

100年前に建てられた古民家の中には、
明治~昭和の火鉢や漆器など生活用品が
使われています。

今回、聴福庵で食事をした際、
大正から使われていた樽の“手入れ”を
見せてもらいました。

一体何を使って手入れするかというと…
なんと“蜜蝋”。

布巾にちょっと付けて、
樽の表面を磨くと…

まるで息を吹き返したかのような風格が出ます!
“年季が入った”という言葉では
言い表せないほど、貫禄のある面持ち。

樽の様子をみて、定期的に
この“手入れ”をしてあげるのだそうです。

最近では、オイルステインなど、
化学物質を使ったコーティング剤もありますが…
木は息ができなくなり、すぐに傷んで割れてしまうようです。
モノとしてみたら、見栄えのよいもので
簡単に取り繕ってしまいますが…

長く大切に使われてきたモノは、
誰かがこうして一緒に暮らしながら
“手入れ”してきたからこそ
長い間受け継がれてきたのだと感じました。

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発酵コーディネーター
松野 寛子