今日のカグヤクルー日記

クルーそれぞれの理念の実践や気付きを交代で掲載しています。

2014/06/05

「小唄の稽古」

いつもありがとうございます。
カグヤの松野です。

先日ちょうどご縁あって
小唄の先生のところへ
稽古をつけて頂く機会を頂きました。

小唄と民謡でも全然唄い方が違うのですが、
そんなことも知らずに
「とにかく重みのある唄い方をマスターしたい!」と
軽い気持ちのまま、先生のところへ伺いました。

稽古の初日から
三味線と合わせて、先生と一曲唄わせていただくと…
先生の唄った曲の流れも、声の強弱も
耳で聴き取ることができません。

「先生メロディは、こうですか?」
「最後の節は、音程を下げるのですか?」

とやり方ばかりを聞いていましたが、
先生は一言
「とにかく唄うこと!やってみること!
唄っていたら間も外さないし、聴き取れるようになる」
とおっしゃいます。

どしても頭ばかりで考えて、
分かろうと必死になりますが、
「自分が分からない」ことも
分かっていない状態です。

やらずに分かろうとする前に、
まずはとにかくやってみること、
そんな大切な姿勢を教えて頂きました。

発酵コーディネーター
松野 寛子