ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/01/10

「受け継いでいきたいもの」

昨日の貝磨きですが、

3時間磨き続ける中で、
友人とは沢山の話をしました。

友人が正月感じた事。
それは、気が付いたら自分達の正月の休みの過ごし方が
「お正月」ではなく期休暇」としての過ごし方に
なってしまっているという事でした。

実家に帰れば、おせち料理やお正月飾りが待ち受けていて、
お母さんが様々な料理を出してくれるそうですが、

「よくまぁ、こんなに大変なことをやるねぇ」

と聞くと

「やらないと、次の代に受け継いでいけないでしょう?」

と言われたそうです。

確かに、丁度私たち親の世代は
毎年おせちを作ったり、御餅を搗いたり、
飾りを創ったりと、お正月を迎えるにあたり、
様々な準備を毎年行っていますが、。。

私たちの世代になると、そういったことを
すっかりと受け継がないでいることに気づきます。

「それなのに、クリスマスやハロウィンバレンタインは
どんどんと盛り上がっているよね 笑」

と、自分達の世代のこと、自分たち自身を振り返り、
これはまずいねと、暮らしや文化を考え直すこととなりました。

来年のお正月は一緒に餅を搗き、
お正月飾りを準備し、、、と
少しずつお正月の文化を受け継いでいきたいと思います。

そして、それがいつか子ども達に受け継がれるように、
お正月をいつも有難く豊かに楽しく過ごしていきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海