ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2017/05/16

「心のままに」

先日、富山でいただいてきたカブトムシの幼虫を
子どもたちが移していくのを今日、
出張先のホテルからテレビ電話越しにやり方を
伝えながら見ていたのですが、

カブトムシの幼虫の大きさに驚き、
家族全員が大はしゃぎしながら
小屋づくりをしているのを見ていると、
出張中だったからこそ、みんな勇気を出して
挑戦してくれたんだろうなと思うと、
ありがたい時期に出張に来ることができたと感じます。

そもそも、自分たちで飼いたいと決め、
自分たちでやったからこそ、
体験から感じられるものや感動があったのだと感じます。

子どもたちを見ていて、
継続するものはどれも自分で選んだものです。

植物の世話も、生き物の世話も、
上手下手や忘れることももちろんありますが、
子どもたちが選んだことの意味と価値は
一つ一つの体験の積み重ねが、
着実に人格を磨き上げていくことにあるように感じます。

そんなとき、磨かれてくその子の魂に対して、

親が失敗を責めたり上手い下手と評価すれば、
失敗を怖がったり、評価を気にするようになるかもしれません。

失敗を成果と喜び、挑戦したことの価値を喜んだりすれば
子どもの魂はより輝くかもしれません。

一つ一つの体験の積み重ねに寄り添う私たち大人が
その意味をゆがめていかないように

自分自身との対話や周りへの態度、言葉に
そんな姿勢がないだろうかと注意していきたいと思います。

P5140110_R

ミマモリスト
眞田 海