ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/01/05

「磨く」

今日の全体会議では
書初めならぬ貝磨きを行いました。

貝に今年の一文字を刻み、
それを磨きます。

今の時代はモノを光らせるのも、
磨いて光らせるよりもコーティングで光らせることが多くなりました。

見た目は同じでも中身は別物というものが
多くあります。

磨いたものの輝きは消えませんが、
コーティングしたものはメッキが剥げていきます。

それは、いくら見た目をごまかせても、
使ったり、触れたり、食べたりしてしまえば、
結局のところ、中身はばれてしまうということです。

実践して学んだことと、
教えたり調べたりして学んだこととが違うように、

発酵させて出来上がった漬物と、
漬物調味料で味付けした漬物とが違うように

自分の為にやったことと
誰かのためにやったこととが違うように

大切なのは自分をどのように輝かせるかと言う事なのだと感じます。

手間暇をかけて生きるという事は
自分の使い方を間違わなければ、豊かになるばかりなのだと感じます。

今年一年、様々な事を福に転じていけるように。
日々実践を磨くことを怠らず、続けていきたいと思います。

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ミマモリスト
眞田 海