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行事

日本古来の行事から学ぶ

年中行事や室礼、祭りを通して、日本古来の信仰心を取り戻したり、季節の巡りに寄り添った暮らしを味わい自然に感謝しながら、本来の行事のあり方を見直しています。

暮らし

土用の丑の日 ~2020年~

昨日は朝サミット(朝礼)の時から「今日は土用の丑の日ですね。」などと教えてもらい・・・ふと、昨年母も一緒にうなぎをいただいたことを思い出しました。

 

◆土用の丑の日
http://www.caguya.co.jp/kurashi/22985.html

 

そんなわけで、早速、昼食に某チェーン店のうな重&しじみ汁をテイクアウトし会社でいただくことに。^^

 

 

それにしても、土用の丑の日といえば「うなぎ」というかんじですが、実は土用の丑の日にうなぎを食べるのが習慣になったのは、江戸時代の中頃らしく、昔から土用の丑の日には、うなぎではなく、しじみを食べるという習慣があったとか。

 

しじみは、縄文時代の貝塚からも出土しているほど歴史も長いですが、実際に「土用しじみは腹薬」とも言われ、体に良くて肝機能を高める効果や整腸作用があるそうです。

 

確かに、天然うなぎの旬の時期は冬ということですから、この時期「暑さに負けないように、旬の食材で栄養を摂ろう!」という、人間が健康を保つ上での本来の意味に近いのは、土用うなぎではなく、土用しじみの方かもしれませんね。

 

そんなことも知らず、偶然しじみ汁を買ったのはミラクルでしたが、身体は自然と知っていたのかも?!笑

 

夏のイメージが強い「土用の丑の日」。

 

実際には、立夏・立秋・立冬・立春それぞれに土用があるので、年に何回かやってくるものですが、いずれにしても「土用の丑の日」は季節の変わり目です。

 

こんなうなぎやしじみの他にも、「丑の日に『う』の字がつく物を食べると夏負けしない」という風習もありますので・・・

 

今年は、夏の土用の丑の日が2回ありますから、「二の丑」となる8月2日にも、暑さで弱りがちな体のために、そんな食べ物などもいただきながら、皆で元気に夏を乗り切りたいですね。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子


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