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行事

日本古来の行事から学ぶ

年中行事や室礼、祭りを通して、日本古来の信仰心を取り戻したり、季節の巡りに寄り添った暮らしを味わい自然に感謝しながら、本来の行事のあり方を見直しています。

暮らし

仕事納め ~2018年~

今日は仕事納めでしたが、社内でも着々と新年を迎える準備が。

 

 

年神様の依り代となる「松」や 紅白のめでたい「餅花」、そして、ちょうどお客様から頂いた立派な不知火(しらぬい)を盛らせて頂きました。ちなみに不知火は神楽鈴に見立て・・・柑橘の「きつ」が「吉」に通じています。

 

また、出入り口にはしめ縄と門松を。今年は特に体調不良者も多かったので、みんな新たな年を元気に迎えられるように・・・そんな幸せをもたらしてくださる年神様が迷ってしまわないように・・・と心をこめて。

 

 

 

他のクルーから「外に出てみるとうちの会社だけなんかちょっと違うね。」と何度も言われるほど、確かに外から見ると、無機質なオフィスビルの中でちょっと目立つかんじもしますが、通るたびに、大事なものを思い出せたり心が整うような不思議な感覚も。

 

 

そして、クリスマス飾りに続き「めでたい会社だな」「暇なのかな」などとご近所の会社さんからは思われてそうな気もしますが、このような日本文化はやっぱり子どもたちに残したい、繋いでいきたい大事なものになるからこそ、忙しい中でもやっぱり優先順位が高くなってくるものです。そう考えると、目の前の仕事は山ほどありますが、行事や自然に合わせていくと、自分都合でいられなくなり「今しかできないこと」が見えてくるのも事実。

 

そういう意味では、まだ大掃除も終わっていなかったりと、まだまだタイミングを合わせたり工夫したりが難しいところもありますが・・・こんな便利な世の中で、比較的自分の思いどおりにいくことが多い時代だからこそ、少しでも謙虚でいられるようバランスをとっていくためにも、こんな日本文化はやっぱり大事なことなのかもしれませんね。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子


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