自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2015/10/06

ニンニクの芽

週末は、久しぶりに実家の畑に行きました。

先日父親が植えつけたニンニクから
芽が出ていたのですが、

ニンニクの芽

同じタイミングで植え付けをしても、
よく見ると、芽が出たばかりのものや、

ニンニクの芽小

すでに大きく育っているものなど、

ニンニクの芽大

芽が出るタイミングや大きさはまちまち。

「一緒に蒔いたのに不思議だね~」なんて
言ってたのですが、

よくよく考えると、
それぞれ違うのだから、
タイミングも大きさも違うことは
むしろ不思議ではなく、自然なこと。

ふと、自分の眼差しの不自然さに気付き、

人に対しても「同じであること」ではなく

金子みすずさんの詩のように、
「みんなちがって、みんないい。 」と

一人ひとりを尊重していきたいと思いました。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子