こんにちは、眞田です。

新年、あけましておめでとうございます。
心新たに今年もどうぞよろしくお願いします！

昨年末のことですが、娘と息子が飛行機を見たいということで、
羽田空港国際線ターミナルに出かけました。
空港には新しくできた「日本橋」が５Fに見え、
様々な日本の文化に触れることが出来るようになっていました。

例えば、日本橋だし場というお店では、
日本の伝統的な出汁を味わうことが出来ます。
かつお出汁　かつおと昆布の合わせ出汁。
両方を頂くこともできますし、
それを使った様々な料理を頂くこともできます。

かつお出汁を頂きましたが、本当に味わい深く、
旨みに優れ、羽田国際空港でこんな本物を味わえるというのは
日本人として誇らしい気持ちとなりました。

また、明治二年から続く天然酵母パンの老舗「木村屋」
や根津とうふ工房などもあり、本物を味わうことが出来るのも
良いところでした。

子ども達は飛行機が飛び立つ姿を
目で追いながら歩き回りますが、
私は日本の本物の味やにおいを
鼻で追いながら歩き回ることができ、
とても楽しい一日でした。

空港という国の玄関口も、20年前はただの飛行機の発着とお土産くらい。
それが、このように丸ごと様変わりすることで
その玄関口から、日本文化や伝統を手で触れ、
足で歩き、空間を感じ、舌で味わうことが出来るようになったことは
日本としてはとても大きなことなのではないかと思います。

それは、海外の方々からすると、空港は日本に降り立った最初の地であり、
そこが日本だからです。

私たち日本人が忘れかけている日本の文化や本質を
私たちが伝えずとも、空間や味覚などの体験で味わえる環境が
ここには出来つつあると感じました。

楽しく、美味しく、美しく。
そんな環境の中で人格を磨いていける環境づくり。
会社の中でも目指していきたいと思います。

ミマモリスト
眞田　海