スポーツクラブの紹介

スポーツクラブの紹介には、続きとして「子どもに人気のあるスポーツ」がコメント付きで並んでいます。それを高松氏は紹介しています

1.体操「体操の父」ヤーン以来の古典:多くの子どもにとって体操はスポーツへの入り口です。多くのクラブが1歳からの古典的な親子体操コースを用意しています。クラブで6歳以上の子どもがどのぐらい動くことができるかを試すことができます。吊り輪、平均台、平行棒、跳び箱などの器具を使ってトレーニングをすると、筋肉、柔軟性、バランス持久力といったものに効果があります。

2,サッカー 11人のプレーヤー、2つのゴール、1つのボール:昨今、女の子もサッカーを楽しむことが増えてきました。しかし、まだまだ男の子のスポーツと見なされています。子ども向けのサッカー場や遊歩道、裏庭などの場所がないため、スポーツクラブで遊ぶ子どもたちが増えています。ドイツサッカー協会によると、「パンビーニチーム(ちびっこチーム)」が今日ほど多かったことは、これまでありませんでした。あなたの子どもがサッカー愛好家であれば、4、5歳からクラブにメンバーとして登録することができます。この人気あるチームスポーツは、協調性、寛容、責任感といった社会的能力を促進します。そして体の動きのコンビネーションや体力、スピードといったものも獲得するでしょう。

3.水泳 水中の魚のように:ほとんどの子どもたちは水が大好きです。親はそれを利用すべきであり、4、5歳で子どもを水泳コースに登録すべきです。依然、最も多い子どもの一般的な死因の1つは溺死です。学校に入学する前にすべての子どもは泳げるようになったほうがよいです。水泳は体調をよくし、筋力をつけます。

4.ダンスとバレエ 女の子のためだけではない:長きにわたり、ダンスは絶対的な女の子の領域でした。特に良家の娘にとってバレエのレッスンは必須でした。しかし、これは変わりました。音楽にあわせて動くことに対する熱意は、女性だけが持っているものではありません。ダンススクールでは古典的なバレエレッスンに加えて、小さなダンサーのために様々な種類のダンスクラスがあります。こういうコースで子どもたちはダンスを知り、そして運動能力と身体への意識を訓練します。2、3歳までのダンスコースにはじまり、4歳からはバレエのクラスもあります。子どもは9歳から、ヒップホップ、モダンダンス、タップダンスなどのコースを受講することもできます。

5.テニス ポリス・ベッカーとシュテフィ・グラフの足跡:ドイツにおいて、テニスの全盛期は終わったようですが、多くの子どもたちはまだラケットとテニスポールへの道を見つけます。小さな子どもたちは3、4歳から始めることができます。「バンビーニトーナメント(ちびっこトーナメント)」の対象は5歳からです。テニスを通して、子どもたちは体の動きのコンビネーションを身につけ、ボールのコントロールを発展させ、そしてスタミナをつけます。

6.空手 アジアの伝統的な武道: (一人の少年が日系人に空手を学び、成長していくというストーリーのアメリカ映画、1984年公開の)「ベストキッド」のように自分自身を守る―これはあなたの子どもが空手学校で学べることです。日本の武道はドイツでますます普及しています。ほとんどの町で、3、4歳の子どもたちが初歩的な空手技術を提供しているクラブがあります。空手トレーニングは、空間認識、集中力、そして体の動きのコンビネーションを促進します。

スポーツクラブの紹介” への6件のコメント

  1. 本文を読んでいくと、ジェンダーレスな考え方を非常に意識していることが読み取れます。ドイツの園では、ごっこゾーンにはいわゆるままごとだけではなく、様々な職業に扮する衣装があったり、ドライブシーンを彷彿とさせるシートとハンドルがあったりする写真を多く見てきましたが、それは決して学校や、園のみの考え方ではなく、社会全体での試みの一つとして存在していることが感じられました。日本でも、女学生がスカートスタイルかパンツスタイルかを選択できるような制服スタイルになったりしていますが、まだまだ職業的男女比は大幅な変更はありません。女性の政治家や管理職、男性のCAや保育士、こういった社会的マイノリティをどのように変革を起こしていくのかは、SNSを活用した現職からの新しく面白い発信だけでなく、やはり国や行政レベルの対策が必要不可欠であると感じています。

  2. 多くのスポーツが、3.4歳頃からはじめられるというのがいいですね。まさにうちの子くらいからはじめられるのかと思うと、やはりドイツのスポーツクラブは体を動かすことの楽しさを念頭においているということを改めて感じます。具体的な動きだったり、そのスポーツの技術を習得するような動きをさせようと思うと幼児にはかなり無理があるように思います。しかし、多くのスポーツで3.4歳からはじめられるということはそのような動きではなく、体を動かすことそのものを楽しめるような内容になっているからだろうなと想像しました。乳幼児期の運動は筋肉をつけるのではなく、バランス能力、体幹が重要であるということですが、まさにそういった要素も取り入れられているのでしょうね。

  3. ここで「子どもに人気のあるスポーツ」のコメント一覧に挙げられている種目を一見すると、これらの種目、ドイツ、世界的に強い、のではない?サッカーは世界トップレベルのドイツサッカーです。そのコメントには「協調性、寛容、責任感といった社会的能力を促進します。そして体の動きのコンビネーションや体力、スピードといったものも獲得するでしょう。」ブンデスリーグで活躍するかもしれません、なんてことが書かれていないところがいいですね。そうなんだ、サッカー、って「協調性、寛容、責任感といった社会的能力を促進」するスポーツなんだとわかると、対人知性を育む上で、子どもにやらせていいかな、と思うことでしょう。今回のオリンピック東京大会におけるドイツ選手の活躍を、期待をもって観ることができますね。因みに、ドイツは卓球王国です。中高と卓球をやってきたわが子に教わりました。

  4. 自分の中でドイツというと、サッカーが一番に挙がりますがサッカーの文章を読むと期待していたことが書かれてありませんでした。その代わりというか〝協調性、寛容、責任感といった社会的能力を促進します〟とありました。ドイツのサッカーは社会的なものを大切にしていることがこのことから分かりますね。ドイツのサッカーが強い原因はここにあるのかもしれません。そして、多くの日本人サッカー選手がヨーロッパの各クラブに移籍していますが、ドイツに移籍した日本の選手はとりわけその移籍先でも活躍して、名選手になっている印象があります。その原因もこの部分が関係しているのかもしれないですね。

  5. それぞれのスポーツのメリットが書かれていますね。何のためにスポーツクラブに入るのか、どういったメリットがあるのかとはっきりと書かれていることはすごく参考になりますね。そして、なにより「できるようになる」ことが書かれているというより、「成長発達に向けている」ということが特徴的です。これはドイツの環境を見たときに「遊ぶことで体幹が付き、それが『運動』」といっていたのを思い出しました。日本は「運動をする」ことが目的になっていて「なぜ運動をするのか」というところに目はあまり向いていないように思います。まさにそういったそもそもの考え方が違うということが読み取れます。

  6. 紹介文、どれもやりたくなります。そして、とても楽しそうです。個人的には水泳に興味があり、というのも、この年になって正しい平泳ぎができていないことに気付きました。それについても、小学校の時の嫌な思い出があったりして、そう思うとスポーツは、出来ないことに関しては嫌な思いをしてきたような、劣等感を与えられるような出来事ばかりだったような気さえしてきてしまいます。

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