晴れた日曜日

 今日のニュースは、東京マラソンで、全体で3位、日本人としてトップになった川内さんの話題でもちきりです。というのも、彼は、事業団ランナーではなく、埼玉の高校の事務職として働いている市民ランナーだからです。そんな話題の東京マラソンが行われた今日の東京は、天気がよく、気温も寒くもなく、暑くもなく、さわやか(スタート時の気象条件=晴れ、気温11.0度、湿度37%)で、町のわきにはチューリップがきれいな花を咲かせていて、やっと春が間近になったということが実感できる1日でした。
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 さほどアクティブではない割には、非常に好奇心の強い妻に誘われて、一緒に東京マラソン観戦に出かけてみました。今日行われた東京都心を駆け抜ける東京マラソンは、今年5回目で、市民ランナーを中心に3万5000人を超える人が参加しました。今回優勝したのは、男子はエチオピアのメコネン、女子はロシアのアリャソワで、日本人としては、樋口紀子が2位でした。今回の大会は、8月に韓国で行われる世界選手権の男子代表選考会を兼ねていましたが、3位に入った川内優輝さんが2時間8分37秒で世界選手権代表に内定しました。
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 車いす男子で3位に入った山本さんは、ヘルメットと車いすに「STOP!飲酒運転」と書いたステッカーを張っていたそうです。それは、今月9日に彼の長男の寛大さんが、16歳で、飲酒運転の車にはねられて亡くなったからだそうです。相変わらず、飲酒運転はなくならず、情けなくなります。山本さんは、長男を亡くした後は練習もままならず、出場も迷ったそうですが、「東京の修学旅行を楽しみにしていた息子と一緒に走ろう」と決意し、3位でフィニッシュしたのです。山本は「ここが東京だよと語りかけながら、息子と散歩しているつもりで走った。(完走できたのは)寛大が背中を押してくれたから」と語っている姿を見て、なんとしても飲酒運転はなくすべきだと思いました。
 東京マラソンのコースは、東京都庁から飯田橋、そして皇居前から日比谷、品川で折り返して銀座から日本橋、そして浅草雷門まで行って折り返し、銀座まで戻り築地の方に曲がり、豊洲から、ゴールの東京ビッグサイトまでです。
まず、観戦したのは、皇居前から銀座、築地まで沿って歩きました。都庁前をスタートしたら、JR山手線をくぐり、新宿の繁華街を抜け、市ヶ谷と飯田橋の中間地点あたりが5kmポイントです。その後、ランナーたちは、皇居に沿って走り、10km地点の日比谷交差点へ向かいます。10Kmコースのランナーはここで終わりです。そのあたりからランナーに沿って歩いて行ったのですが、非常に多いために次から次に切れることなく脇を走り抜けていきます。私はその後銀座に向かいましたが、ランナーたちは、日比谷通りから品川折り返し地点へ向かいます。そこまでの道は、芝の増上寺の山門や東京タワーが見えたはずです。
有楽町ガード下を抜けて、有名デパートやブランドショップが建ち並ぶ銀座の真ん中には、中間地点があります。
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銀座で、またランナーと別れます。ランナーたちは、日本橋から茅場町を経由して浅草雷門まで行くと、また折り返しです。
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そして、また銀座に戻り、築地を抜け、佃大橋を渡ります。私たちは、ここでバスに乗り、豊洲に向かいます。豊洲には最近いたるところ高層マンションが立ち並び、大型ショッピングセンターがあります。
そして、ゴールの東京ビッグサイトまで、ゆりかもめに乗ります。ここには観覧席が用意され、大勢の人がゴールしてくるランナーを出迎えます。はじめて箱根駅伝を観戦し、東京マラソンも初めて観戦した1日でした。
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晴れた日曜日” への6件のコメント

  1. マラソンに然程関心がないので午前中床屋さんで「東京マラソン」が本日であることを知りました。数年前、スタートが終わった後スタート地点に行ってみたことがありました。雰囲気は祭りの後、宴の後、といった感じでした。スタートの合図と共に吹き上げられた紙吹雪があちこちに落ちていたので拾ってみました。ハートの形をしていたのが印象深かったですね。16歳で息子さんを亡くされた車いす男子3位の山本さんの心中胸中、いかばかりか、言葉にできません。飲酒運転による事故、悲劇が絶えません。なんとかならないものですかね。個人的には、飲酒する人は自動車運転免許を持つべきではない、と思っています。自動車運転免許を持たない私は「天然記念物」扱いされますが、最近は持っていないことをむしろ誇らしく思うようになりました。

  2. 「明日から久しぶりの東京だし、どこへ行こうか」と家内がいいます。大阪育ちの家内は、銀座に行ったことがない。それじゃあ、おのぼりさんよろしく銀ブラでもと思っています。銀ブラって「銀座をぶらぶら歩くこと」と信じて疑わなかったのですが、本当の語源は「銀座でブラジルコーヒーを飲むこと」だそうです。大正時代に慶応大学の学生が言い出したことだそうで、その語源となった店が銀座8丁目の「カフェーパウリスタ」。明治42年で創業、今年で103年目の老舗です。大正時代には菊池寛や芥川龍之介などの文人の行きつけの店で、あのジョン・レノンも3杯もコーヒーをお変わりしたという逸話が残っています。今話題のスカイツリーも見たいし、今度の上京は忙しい旅になりそうです。

  3.  東京マラソンは、運良く第1回と第2回大会の2回も走ることが出来ましたが、その後はいつも抽選にもれています。年々、出場希望者が増えて、空前のマラソンブームですね。
     さて昨年、出張でアメリカへ行った時に、初めてニューヨークへ行きました。その日は、ちょうどニューヨークマラソンの日で、私がホテルへ到着した時はすでに終了していましたが、走り終えたランナーをたくさん見かけました。そして日本とちょっと違うなと感じたのは記念メダルの扱い方です。東京マラソンもニューヨークマラソンも完走すると記念のメダルがもらえます。日本では完走した直後は首からかけていますが、着替える時にカバンやポケットの中にしまう人が多いようです。私はたしかカバンにしまったと思います。一方、アメリカでは、メダルをずっと首にかけている人が多いような気がしました。それどころか、翌日も普段着の上からメダルをかけて歩いている人を何人も見かけました。特に博物館とホテルで多く見かけたので、きっとよそから来た人達なのでしょう。この出来事を思い出し、今日、東京で道行く人を少し観察しましたが、残念ながらメダルをかけた人は一人も見つけられませんでした。非常にささいなことですが、国民性の違いなのかもしれませんね。
     そしてもう一つ。昨年のニューヨークマラソンには、チリの炭坑で生き埋めになった炭坑夫が、ニューヨークマラソンに参加し、見事完走しました。なんでも、生き埋め状態の生活でもトレーニングを毎日、続けていたそうです。今年の東京マラソン車いす男子で3位に入った山本さんもそうですが、耐えがたい困難をバネに変えられる人は本当にすごいですね。彼らの走りが飲酒運転や炭坑事故の撲滅に繋がることを切に願います。
     

  4. マラソンといえばその道のプロばかりが参加する印象がありましたが、結構多くの市民ランナーが参加していたんですね。しかもそのランナーが上位入賞をしたりということを考えると、100mなどとは違って独特の難しさがあったりするんでしょうね。残念ながらみることは出来ませんでしたが、写真を見ているといろんな人が様々に楽しいんでいる様子が伝わってきます。自分も実際に観に行って生の楽しみを感じてみたいという気持ちになります。

  5.  毎年、東京マラソンに応募していますが、ここまで有名になると当選しにくいですね。マラソンが特別得意というわけではありませんが、運動が好きというのと、東京の有名な土地を巡れるというのが魅力でしょうか。今回の東京マラソンで3位に入った川内さんが実業団などのプロの人達を抑えて日本人で、トップでゴールしたというのは本当に素晴らしいですね。そして車椅子で3位に入った山本さんのエピソードは心を痛めます。今は何処の居酒屋に行っても「飲酒運転禁止」という張り紙を見るのにも関わらず、あまり減っていないという悲しい事実を聞くと、絶対に飲酒運転は無くすべき行為です。マラソンと聞くとおそらく苦手な人が多いような気がします。しかし、今回の東京マラソンで表彰された川内さん山本さんのように、それぞれマラソンに掛ける思い強いを感じました。そういう思いが行動を起こし、自然と結果につながるのでしょうね。

  6. 今年の東京マラソンで川内さんは一躍有名になりましたね。私自身はマラソンなど長距離を走るのは苦手であまり興味はなかったのですが、こういったいろいろなハンデや苦労を乗り越えて結果を残した人を見ると応援したくなりますね。プロのランナーよりもこういった市民ランナーには多くのドラマがあるのも魅力の一つかもしれません。特に山本さんの話はとても大切なことを観客に訴えていますね。「飲酒運転」というものは多くの罰則を増やしてもなかなかゼロにはならないのはとても残念です。先のことを見通すことができないからか、ちょっとした気の緩みで不幸なことが起こる世の中を少しでもいい環境にするには小さくても回りに訴えたり、行動をすることは大切であると教えられました。

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