イルミネーション

今年のクリスマスは、どこも照明やイルミネーションがきれいでした。それは、「Light Emitting Diode」といわれるLEDという発光ダイオードが普及したお陰です。この光には、赤、緑、オレンジなどの種類はありましたが、青色LED訴訟が話題になったように、青色は実用化が難しいと言われてきました。それが、青色LEDが実用化されたために、光の3原色である赤、緑、青が揃ったことになります。これで、LEDでほとんどのフルカラーを再現できるようになったのです。そこで、LED信号機やフルカラーLEDの表示装置が増えてきているのです。今年のクリスマス前に、ツリーのイルミネーションを買いに行ったところ、さまざまな色のLEDが売られていたのですが、なんと、一番高いのが白色でした。どう見ても、色がついていたほうがきれいなのですが、最後まで実用化が進んでいなかったのが白色LEDだったようです。白色は、三原色の組み合わせで作られる色のために、最後になったのです。しかし、白色LEDの実用化が進んだおかげで、電球や蛍光灯に比べて余分な熱を消費せず寿命も圧倒的に長いため、次世代の照明として期待されています。
このLEDは、長所 としてCO2排出量が少ないことや、寿命が長く取り替えなど維持管理コストが安いなどの理由で、急速に冬のイルミネーションが派手になっていきました。同時に、そのライティングのデザイナーも注目されるようになりました。有名なのが、フィンランドで学び、東京駅、東京タワー、レインボーブリッジ、横浜ベイブリッジ、明石海峡大橋、六本木ヒルズ、白川郷、姫路城、大阪城、浅草寺、函館市や長崎市の景観照明、白川郷合掌集落などのライトアップを手がけた石井幹子さんです。特に、鉄塔の輪郭を電球の光で縁取るだけだった東京タワーの照明を、100機以上の投光器で鉄塔の骨組みを浮かび上がらせるという斬新な手法を採用し、日本らしい季節の変化を意識し、夏と冬で異なるライトアップを実施したことで、1987年には年間200万人台に落ち込んでいた来場者数を、新ライトアップ以降の1989年には380万人に回復させたことは話題を呼びました。
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今年彼女が手掛けたイルミネーションが、「光都東京・LIGHTOPIA2010」です。その種名を妻と見に行きました。「地球・環境・平和」をテーマにした光の祭典として、皇居外苑会場の和田倉噴水公園では、著名人や千代田区の小学生たちが描いた明り絵を展示する「アンビエント・キャンドルパーク」を、江戸城の名残を留める日比谷濠、馬場先濠、和田倉濠では、一部多様な生き物をかたどりながら、白く美しい光が連続して流れ、交わり、つながっていく「光のアート・インスタレーション 交流」を、丸の内会場では、花の輝きをより美しく鮮やかに魅せる「フラワーファンタジア」をそれぞれ実施し、人と地球に優しい様々な光の世界を創りだしていました。
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他には、今年のテーマ「90歳の表参道」というイルミネーションも違う日に妻と行きました。今年は、明治神宮鎮座九十年ということで、表参道にとっても誕生90年で、100年に向けての10年間の始まりの年です。90周年にちなみ、LEDを昨年の63万球から過去最多の約90万球にスケールアップし、1kmに渡って153本(昨年は138本)のけやきを、温かみのある電球色が灯されます。
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 あと、妻と見に行ったイルミネーションは、けやき坂イルミネーションをはじめ、66プラザや毛利庭園でも「雪の白」をイメージしたイルミネーションと、六本木スターライトガーデンイルミネーション「MIDTOWN CHRISTMAS 2010」です。ここは、約2,000?に及ぶ広大な芝生広場が、約25万個のLEDにより、幻想的な宇宙・夜空と、ミストによって、輝きとともに生まれ落ちた星たちをやさしく包み込む「星雲」を表現し、とても幻想的でした。
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また、職員と見に行ったのが、「冬の汐博2010 Caretta OCEAN Xmas 2010『BLUE OCEAN』」と、新宿タカシマ タイムズスクエア前の『光のペットボトルアート』でした。今年は、なぜか各地のイルミネーション巡りをした冬でした。
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