日常の運動

 自分のおなかを眺めては、「ダイエットしなくては」と思います。しかし、何によってダイエットするかというと、あまりに情報が多く、さまざまなものを食べてのダイエットが紹介されています。また、運動もしなくてはと思います。しかし、もともとは、「ダイエット」という言葉は、英語の diet の音訳であり、「(日常的に口にする)飲食物」や「減量を目的とする食生活・食餌療法」を意味するので、減量のための食餌療法のみをさします。ですから、痩せるために行う運動はダイエットではないのですが、日本ではダイエットの一環と考えることがあります。
では、痩せるためにどんな運動をしているでしょうか。私は、できる限り歩くことにしていますが、それも意識してしないと歩かなくなります。それでも東京の人は地方に比べてよく歩くと言われます。先日園に来た浜松の市議さんがこう言っていました。「園は、駅から近い、すぐそこと言われたけれど、あまりに遠いので、タクシーに乗りました。」園は、駅から徒歩で8分くらいのところにありますので、毎日職員全員は歩いてきます。もしタクシーに乗ると、一方通行だったりして、かえって時間がかかってしまうことが多くありますし、車ですと、駐車場の確保が難しく、また、料金の30分300円ですので、すぐに金額が跳ね上がってしまいます。そんなこともあって歩くことが多いのですが、浜松の方がこう言っていました。東京の人は13000メートルまですぐそこといって歩くけれど、浜松の人はすぐそこといって歩くのは、300メートルまでだそうです。
このように東京の人が歩くのは、電車の乗り換えだけでもかなり歩きますし、地下鉄に乗ることが多く、最近の地下鉄は地中深く潜るので、かなり歩きます。また、建物も高かったり、駅でホームまで行くために階段もよく使います。そういうわけで、東京の人が痩せるためにする運動といえば、歩くことかもしれません。
昨日紹介したアメリカの医学誌に「米予防医学ジャーナル」の今月号に、減量して健康的な生活を送るために運動を心がけている米国人はほんのわずかで、体を動かすといっても「食事の支度」程度である場合が多いとする研究結果が掲載されていました。これは、米ペニントン生物医学研究センターの研究チームが、2003?08年に全国約8万人に実施された「過去24時間に行った活動」に関するアンケート調査の結果を分析したものです。いちばん多かった活動内容は「飲食」で、回答者の95%以上が挙げています。1日のほとんどの時間を飲食で過ごしているのはどこの国でも同じでしょうか。次に多かったのは「テレビまたは映画鑑賞」で約80%でした。また、活動の中で特に体を動かす活動で、最も多かったのは「食事や飲み物の支度」の25.7%で、次いで「ガーデニングや芝刈り」の10.6%でした。ランニングなど強度の高い運動を挙げたのはわずか5.07%だったそうです。あまりかでも、意識して運動をする人はあまり多くなく、日常的な生活の中で体を動かすことが多いようです。
この雑誌の9月号には、米国人の平均寿命と健康的な生活を送れる年数は、成人の肥満率上昇に伴い減少傾向にあるとの研究結果が発表されています。そんな警告にもかかわらず、米国の肥満率は1993年には14%だったのが、その後16年間で27%となり、90%も上昇したといいます。この肥満率の増加は、運動不足など修正可能なライフスタイルの要素との間に強い相関性があることが明らかになったとしています。そこで、運動が注目され、どんな運動をしているかというと、家事をすることで運動をしていることが多いという結果が出たということです。
修正可能なライフスタイルで肥満を食い止めることができるのですから、ぜひ、修正をした方がいいかもしれません。

日常の運動” への8件のコメント

  1. 運動をしなくなってから、歩くことが極端に少なくなってから、自分の中の運動に対してのハードルがすっかり高くなってしまいました。私の運動の捉え方は「健康のために必要なもの」ですが、重要性を理解しながらも、何年も習慣を変えることなく今に至っています。習慣を変えるというのは難しいことです。でも逆に言えば、習慣にしてしまえば別に難しいことではないということになります。やるか、それともやらないか、という単純なことかもしれませんね。

  2. 「ダイエット」と言われてとても耳が痛く肥満を食い止めなければいけないのですが、結果的にダイエットできずにいる者です。
    お題の文中にある通り運動をすればい事を頭ではわかっています。理屈もいっぱい聞きました。テレビをつければ、健康食品とか痩せます器具の紹介として早朝や昼間と深夜に通販番組(宣伝)が嫌という程に目に飛び込んできます。
    確かに、生活の習慣になればどれほど楽にお腹周りを気にしなくなるのでしょうね。
    私の場合は、そこに至るまでの様々な誘惑と自身の意志の弱さとの闘いを制しなければなりません。

  3. たしかに田舎は都会と違って車でドアツードアーですから、歩かないですね。私も健康診断で隠れ肥満を宣告されている身ですので、今月から思い切って地元の里山(標高421m)を毎日頂上まで往復しています。上り1時間、下りが40分。いつもの亀足ペースで山歩きを楽しんでいます。平地のウォーキングよりも余分に負荷がかかっていますので、ダイエットの効果は絶大だと信じています。そのうち、このお腹の脂肪も無くなるはず?これから山歩きをという方に、山での歩き方のコツです。?歩幅を小さくとる。大股だと疲れます。?つま先を少し外に向けると体が安定します。?踏みのいい場所を選んで立つ。浮石には要注意。?登り始めはペースを抑えめに。エネルギーを温存しましょう。?下りは段差を低くとる。大股は厳禁。藤森先生も青春時代の北アルプス表銀座を思い出して、また山登りいかがですか?

  4. 私は自動車免許をもっていませんので基本は自分の足による移動か公共交通機関の利用です。自転車もありますがやはり歩きですね。最近わかったことはなるだけ「便利さ」に頼らず自らの四肢を用いて多少のストレスを感じながら行動することです。ですから常に万歩計を携帯し「歩く」ことを意識します。またこの4月から始めていることですが週1回から2回はプールや筋トレを行います。またこれは以前から断続的に行ってきたことですが腹筋や腕立てトレーニングです。こうした運動を行っていると実は精神が鍛えられるような気がしています。つまらないことを考えなくなります。正しいことを正しいと素直に思えてきます。「健全な肉体に健全な魂が宿う」ことを実感しています。動けるうちは以上のことを続けたいと思っています。

  5.  以前、人は1日にどれくらいの距離を歩くと体にいいのかについて書かれた記事を読みました。その記事は二つの調査結果を紹介していました。一つ目は恐らく先進国での調査で、数百か数千人規模の被験者の健康状態と運動量について調べたものでした。その結果、一日に平均、10Km前後歩いている人の健康状態が最も良いという結果でした。ただし沢山歩くことが、健康を促進しているのか、もともと健康だから沢山歩けるのかこれだけの調査ではよくわかりませんが。
     もう一つは現代でも狩猟採取で生活している人たちにGPSの装置を付けてもらい、一日の移動距離を調べたものです。その結果、彼らは一日平均、12Kmから15Km歩いていました。興味深いことに、彼らは腰痛知らずでした。直立2足歩行が腰痛の原因と言われていますが、腰を曲げた姿勢で長時間作業をする農耕やデスクワークの方が、むしろ腰痛の原因のようです。
     歩くことが健康に良いのはわかりますが、ライフスタイル、仕事時間、都市の設計などから改善していかないと、先進国に住む人は、そうそう歩けないと思います。私は歩くことが大好きですが、そういつでも満足できるほど歩くことが出来ません。むしろたくさん歩くことはある意味、贅沢なことのように思えてしまいます。

  6.  ダイエットと聞くと運動をして、なおかつ食事を制限することがダイエットの印象ですが、実際は食事療法をして減量することが本来の意味なのですね。
     私も大学を卒業してから、一週間に最低1回は運動をするように心がけています。もちろんダイエットも兼ねていますが、一番はずっと続くような日課にしたいのも理由の一つです。ただ、保育園で全く動かないわけではないので、十分な運動にはなっています。アメリカの肥満の話しを聞くと、いかに普段の生活で動いていることが、大切かが分かります。

  7. 確かに東京に住んでいると意外と動くことが多そうですね。ブログを見ていて思いました。私の場合は自転車ですね。公共機関を使うこともありますが、どうも通勤の満員電車を見ていると自転車のほうが気持ちが楽に通勤できるように思います。日常的な生活を見直すことが単純なようで一番の近道かもしれませんね。私の友だちもデスクワークが主の人はお腹から太ってきていることが多いです。いかに日常で歩くことや階段を上り下りすることが少なくなっていているかがわかりますね。これからは毎日エレベーターやエスカレーターに上る前にこのブログのことを思い出すかもしれません。

  8. ダイエット、最終的には無理をしないこと、歩くこと、体にも心にもいいことをすることが大切なようですね。痩せすぎでも太り過ぎでもない、中庸な体を目指すことは現代社会では実はとても難しいことなのかもわからないと思えてきます。一日のご褒美やたまの楽しみを楽しみながら、抑えるところを抑えて、無理なく続けていきたいものですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です