円会イベント:鞍馬研修2日目~鞍馬の方々との出会い~
2009年09月08日
今回は、前回より続く鞍馬山保育園様にてのお話です。鞍馬山保育園様の園長先生よりご紹介頂き、くら満荘にてお泊め頂きました。
鞍馬の自然も目を見張るものがありますが、こちら、くら満荘での空間の楽しさ、美しさ、優しさと体感することができました。お部屋に入るとすぐに目につきましたのが隅にありましたお花でした。
私は花の世界については全然わかりませんが、派手でなく、繊細な中での雄大さが表現されており、その部屋に落ち着きを与えているように思いました。園や企業に行くとよく思うのですが、花や植物などは大体が後回しにされるケースが多いようです。忙しくしているととても植物や絵画などの手入れについてまで気が回りません。しかし、そこの表現ができるということはどれだけ手間暇かけて来る人を出迎えるおもてなしの精神で溢れているかということを私は思いました。

料理も見事でした!京野菜やボタン鍋など京料理を頂き、食事にもお箸が進むのですが、それ以上に驚きましたのが、ちょうど食べ終わる頃に次の料理が必要になる様に計算された、独特の“間”がそこにはあったのです。間の出し方も特徴的であり、演出に富んでいました。どうしてそんなことができるのか、工夫を凝らそうとしているのか、それはそこにいる方々がおもてなしを行う事を本当に楽しそうにしていたからなのです。自分からその価値観を生き甲斐にして楽しんでいるからこそ、工夫溢れる、来る人にも感動を与えることができるのだなという事を今回、学びました。
吉川先生の仰っていた“場”と“間”と“和”が見事に調和された、おもてなしと癒しのあふれる方々でした。個人的にもまた行きたいですね。皆さんにも是非一度訪問して体験して頂きたいです。
また、鞍馬信仰の総本山である鞍馬寺へも訪問させて頂きました。
鞍馬寺の館長さんよりご講義を頂き、お話の中でも衝撃が何度も走りました。すべてをお伝えすることが難しく、残念ですが、最初のご挨拶の中にありました「自然を大事にとよく言われますが、それよりも前に自然に守られているのだということを私たちは考えないといけません」と仰ったのです。確かにですね。。。。ボランティアやエコの活動などやるのは当然なのですね。さも「やっている」と思ってしまうとそれは傲慢であり、自分都合になっているのかも知れません。それでは本末転倒ですね。宗教というと昨今の過激なものもあり、誤解されがちですが、信仰とは生き方であり、生き方そのものが信仰になっているのだということを感じました。やはりその人の生き甲斐であり、価値観なのですね。それが自分の根っこにあるからこそ、自分らしさがある。自分らしく生きることができる。本堂までの敷地内にある水場などには必ず、「お水さんありがとう」というメッセージが掲げられていました。
自然への感謝という原点があるからこそ、何事にも感謝することができ、穏やかに周りのことを受け容れることができる、そんな優しさに溢れた生き方ができるのですね。本当に衝撃を受けました。お話をお聞きしていくと自分の原点というものが一体なんなのか、見つめなおしていきたいと思います。
皆さんはいかがでしょうか?
自分の大事にしているものはありますか?
見つかっている方はその信念を大事にしてくださいね。
まだ見つかっていない方もきっと見つかるはずです。今起きている事一つひとつを大事にしていきましょうね。
そう考えながらも私自身、まだまだ自分らしさというもの探している真っ最中です。もっと明確にしていきたい、後に活かしていきたいと思いました。
鞍馬の方々には本当にいい気づきと、学びと癒しを頂きました。「おもてなしをするということは相手を慮(おもんばか)る」ということ。相手にとって何が一番いいのだろうかと考えていくことが大事なのだと思いました。これから出会うであろう人たちにも自分の生き方を大事にしたいからこそ、相手を大事にするということをぐっと胸に抱き、過ごしていきたいと思いました。鞍馬の皆々様、本当に優しさ溢れるご対応、ありがとうございました。








