ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/05/01

「環境」

三日間のキャンプを終え、
家族に大きなけがもなく、無事に終えられたことにほっとしています。

小さなけがは色々とありましたが、
これもまた、一つの経験として子どもたちに残っていく事だと思います。

三日間を振り返ると、子どもたちが手伝いたいと言った声が
思い出されます。

「テント作りやりたい!」
「火おこしやりたい!」
「薪拾いしたい!」
「ゆでたまご剥きたい!」
「コーヒー豆煎りたい‼」
「カレー作りしたい‼」
「ホットドッグ作りたい‼」
「洗い物したい!」

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振り返るとそのほかにも色々と声が
聴こえてきますが、その中で叶えられたもの、
叶えられなかったものが色々とありました。

その理由は準備不足でした。
キャンプなのでやりたい!といったことをやれる時間はいくらでもあります。
ゆでたまご剥きも一時間でも好きなだけやれます。

しかし、今回の誤算は防寒具でした。
思いのほかに強風と寒気が入り込み、
1000メーターを超える標高のキャンプ場では
例年以上の冷え込みとなったようで、
夜を外で過ごすには準備が足りませんでした。

そうなると、、子どもたちは分かりやすいくらいに
やる気が消えていきます(笑)
(妻もですが、、)

「やりたい!」と思ったことにはやり続けるだけの時間と
本人がその環境で出来る為の準備物が必要です。

時間だけを与えたり、自由だけを与えても、
やりたいが達成できるわけではなく、、、
今回の事で言えば、寒さに耐えられる準備が必要だったのだと感じます。

また同時に、自然は子どもたち一人ひとりの寒さに対する強さを教えてくれました。

男女の差が激しく、男たちは全然寒くなくても、
女たちは凍えるようにしていたり、、
特に子どもよりも妻が寒がり、

こんなにも個人差がある物なのだというのも
大きな学びとなりました。

自然のお蔭で沢山の学びを頂いていますが、
引き続き、休みの後半は田植えの準備となりますので、
学んでいきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海