ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/12/29

「意識」

年末という事で
妻の実家へ来ました。

今の気温は、暖かいようで、マイナス8度。
東京では考えられない気温です。

以前、冷蔵庫をエスキモーの方に営業する際、
こんなキャッチコピーを作ったと言います。

「凍らない箱」。

妻の実家も同じく冷蔵庫の意味は
凍らせないこと。

同じ冷蔵庫でもまったく違う使い方ですね。

スーパーで買ってきたものも、
凍らないように冷蔵庫に入れていきます。

このように同じものでも全く違う使い方が
あるという事に、自分自身は気づいていません。

自分の身の回りのものは、自分の思っている価値観に沿って
存在しています。

その存在そのものが入れ替われば、
先ほどのように、冷蔵庫一つの価値観が変わっていくのだと感じます。

人生も、昨日お聞きしたように、
「生き方ばかり考えるのではなく、死に方を考えるから
どう生きればいいのかが決まってくるのだ」

子育ても
「育てないと育たないのではなく、子どもは自ら育っていくのだから、
その子の育ちを邪魔したり不足する環境を用意していく事。

暮らしも
簡単便利であることが良しとされる価値観と、
手間暇の中にある本質を良しとする価値観と
いろんな価値観があります。

日々の行動も、理念に照らした際に、
自分の意識がどちらにあるのかを確かめていきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海