ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/11/17

「研究」

昨日のセミナーで、講師の方が仰っていた言葉のなかで、
特に印象的だった言葉があります。

それは、「研究」です。

医師である先生は、子どもたちを見ていて、
なぜみんな右を向いてねているんだろう?
なんで、右の頭ばかりへこむのだろう。

そんな看護師さんの言葉をきっかけに、
その事柄を研究することとしたそうです。

調べていくと、9割の子どもが右を向いている事実や
うつぶせにして左を向けてみると、
左利きの子どもが増えたりと、
様々な事が研究から見えて来たそうです。

また、研究をしている間は
仲間同士の争いが起きなかったというのです。

一緒になって研究をしている時は、
とても楽しく協力しあいお互いを活かしあえたと
仰る先生の言葉からは、ただ仕事をしていたり、
業務をこなしているだけではいけないのだと感じます。

問題や課題も、業務的に考えてしまえば、
次に同じことが起こらないように対処方法を考えたり、
効率性ばかりを考えたりしてしまいますが、
そもそもなぜそうなるんだろうと研究する事こそが、
根源治療でもあり、愉しみでもあり、主体性のようにも感じます。

チームでテーマを掲げることも今は大切な取り組みですが、
この「一緒に研究」するということも、大切な取り組みのように感じます。
実践の中で深めていきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海