ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/07/23

「寄り添う」

今日は保育園での育児講座に参加してきました。

第一回目はパパ講座。

パパの役割とは?!

と言う事を、参加者で話し合う内容です。

その題材となるように
こんな番組を見せて頂きました。

番組では、「なぜ母親は産後に不安を感じるのか」
という事を、科学的に、また人類の成り立ちから説明しています。

700万年前、人類は進化の過程で、社会全体で子育てをする仕組みを
作りました。

言い換えれば、
「一人では子育てが出来ないように進化してきた」
と言う事です。

その為、産後すぐに母親の脳からは
不安を感じるホルモンが出るようになっていたりと、、、

そもそも育児は一人ですると不安になるように
脳がそうなっていたという事実を聴くと、、、

今の日本は核家族化が8割を超え、
地域性も薄くなってくるなど、
人間の本能と逆行する形になっていることに
危機感を感じます。

また、保育園が親にとっても大変ありがたい存在であることを
改めて感じます。

また、番組の中では母親が一番リラックスを感じるのは
家事を変わってもらったりということよりも、

『目を見て話をし、共感してもらうこと』

であることが、脳波や心拍数などのデータから
実証されている姿を見ました。

父親の役割とは、心に寄り添う存在であることが
母親にとって、そして子育てにとって大切な事なのだと
学びました。

参加し終えて感じることは、
母親が日々どれほど大変なことをしているのかと言う事、
そして、イライラや不安の理由が分かったことで
なんだか少し、救われたような気がします。

また、自分自身がどんな存在であるべきかも皆で話し合う中で
感じられたこともとても大きな機会となりました。

こんな機会を作って下さる保育園。
子どもたちだけではなく、母親、父親、そして地域にとっても
本当に有難い存在です。

学びを実践に変えていき、感謝を表現していきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海