ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/03/25

「性根」

成果に評価を置く価値観と
経過に評価を置く価値観とがあります。

以前は、特に顕著に成果に評価を置く価値観で生きていました。
今も、時よりその価値観に苛まれます。

結果さえよければいいのだ。
結果が出せれば評価されるのだと心底では思い、信じ、行動していました。

表面上は「プロセスが大事ですよね」とうなずくことはあっても、、、
そうだなぁとは思う事はあっても、価値観と行動を変えることはせず、

「いかにして、今の価値観、自分自身のままで望む結果を出すか」
と言う事ばかりに頭を働かせ続けました。

それが当たり前だと思っていました。

結果を出すために変えていくのは「自分」ではなく、「方法」だと思ってました。

本来、経過を大切にしようと思えば、方法はそんなに選択肢はありません。
手間暇と真心を掛けて、誠実に行っていく「王道」しかありません。

その王道を歩むために「自分」を整えていくのだと思いますが、
実際には、「自分」を整えていくのではなく「方法」を変えていっていたので、
いつしか「邪道」を歩むことも多くありました。

邪道を歩むたびに、何度も情けない思いをし、迷惑を掛け、悔しい想いをしては
涙したことを思い出します。

お蔭様で、そういった経験から「方法」に頭を巡らせるよりも、
「自分」を変えていく事に心を巡らせる機会が増えてきました。

実際にはまだまだ、頭でっかちです。

特に、身近な人々との事、身の回りの事。。
仕事とプライベートと双方にまだまだ自分を省みる場所は沢山あります。

でも、本当はそれでいいのだと思います。
省みて改めようと行動し続けていく事が「王道」だと感じます。

人は邪道を歩み続けることは難しいのだと思います。
それは苦しすぎるからです。

いつも正解の自分を見せようとすることよりも、
省みて改める自分でありたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海