ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2017/09/24

「寄り添う心」

最近はお祭りの金魚すくいで頂いた10匹の金魚や
お客様から頂いたカブトムシが産卵した卵から
孵った幼虫たちや、グッピーが産んだ稚魚たちや、、

となんだか我が家もとってもにぎやかです。

にぎやかになったのはいいのですが、
水槽の中の生態系バランスが崩れたのか、
急に苔が生えてきました。

どうしようかと相談すると、
苔を食べてくれるタニシを
獲りにいこう!というので、
近所の公園まで出かけることに。

しかし、取りに行くと今度はタニシ集めに力が入りすぎ、
百匹余りをとってきました。

さすがに多いということに気づいた二人は
相談して20匹くらいにしましたが、
それでも多いような。。。。

こうやって、生き物たちの様子を見ながら
どうしていこうかを考えてはやってみて
そしてまた観察してという繰り返しの中で、
子どもたちに着実に生き物に寄り添う心が芽生えているのを感じます。

昔は妻ばかりが世話をしていましたが、
今はカブトムシと水槽にいる生き物たちの世話を
娘はするようになり、
息子はベランダの植物たちの掃除(と観察)をするようになりました。

我が家の生き物たちも、
子どもたちの寄り添う心が育つほどに
増えてくるのかもしれません。

しかし、種類が増えるばかりよりも
絆が深まることができるように、
一緒になって一つひとつの命と向き合っていきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海