ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/04/20

「頂いたプレゼント」

今日の一円対話の自由テーマは
「思い出に残っているプレゼント」

昨日、丁度父親の事を思い出していたこともあり、
テーマを想って浮かんできたプレゼントは
父親から貰ったものでした。

それは、生き方です。

病気になり、余命がわかり、
そこから生き方を精いっぱい変えて生き、
今までご縁があった人に感謝を伝えに行くと
動き回り、家族との時間を大切にし、
最後は家族の手を取って「ありがとう」と言葉を発して
亡くなっていった父親には、
感謝で人生を終える生き方の見本を見せて貰ったと思います。

死ぬことへの恐怖や不安よりも
いつも「ありがとう」と思える日々を過ごすことを
大切にしようと、父を思い返すたびに思います。

ありがとうと思えることが日々起きないのではなく、
日々起きていることをありがたいと思えないだけ。

物事の観方を変えるだけで、あんなにも幸せに生きた父を思うと、
世の中はきっと、ありがとうで溢れているのだと思います。

父が遺してくれたその体験は、有難いプレゼントとして、
自分の中に芽生え、すくすくと育ち始めているように感じます。

まだまだ心が陰り、素直に物事を見れない日々も多々ありますが、
頂いたプレゼントを大切に育んでいきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海