ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/04/12

「振り返る」

今日は母親の誕生日と言う事で、
兄弟と母親のみで集まりましたが、

家族水入らずで外食するのはどれくらいなのだろうかと振り返ると、
それぞれの家庭や子ども達なども含めずに考えると、
8年ぶりくらいと言う事でした。

日々、家で集まることはあっても、
意外と外食をすることはなかったのだなぁと感じるとともに、
なんだか、特別な気分にも浸る一日となりました。

話せば話すほどに、兄弟が成長していることを感じるとともに、
母親との関係性も、育ててくれている母親と言う関係性から、
共に人生を生きるという家族としての関係性が深まっていることを感じます。

これからをどう生きて行くのか。
それは、それぞれに想いがありますが、
語り合い、確認し合う機会こそが大切なのだと実感します。

一つの目的や思いについて語り合うと、
自然と、その目的のために協力し始めます。

それぞれがそれぞれの事情や長所を活かしながら
助け合います。

そんな関係が今、兄弟の中で育まれたのは
育ててくれた親とどんなこれからを過ごすのかを
兄弟が語り合い、目標を決め、それを握り合っているからだと思います。

その時々に訪れる行事や記念日も、
それをどう過ごすのかという過ごし方を話し合う事も大切ですが、
それ以上に、「何のための日なのか」という目的や初心を持ちあう事の
強みを改めて感じます。

兄弟間の関わりも、こうやって「目的」を共有するまでに
随分と長い年月がかかりました。

そしてこれからも、都度都度に目的を確認し合う日が来るのでしょう。

嬉しいのは、その目的のために話し合い、
続けてきたことが文化となり、自分達の支えとなってきている事です。

信じた道を歩み続ければ自然と文化は生まれます。
しかしこの文化は「なのを目指すのか」という目的次第なのだと感じます。

日々初心は忘れてしまうからこそ、
こうやって振り返る機会を大切にしていきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海