ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/03/31

「波動」

今日は3月31日、保育園を卒業する子ども達にとっては
最後の登園の日でした。

出張先の保育園でも、お迎えに来た保護者の方々と園児たちが、
職員室に来ては、ありがとうございましたと、挨拶を交わし、、

涙を浮かべる人もいたりと、そこには別れを惜しむ気持ちと
門出を祝う気持ちが入り混じった心暖かい場がありました。

私の娘も今日で最後の保育園。

明日からは学童が始まります。

保育園から同じ小学校へ行くお友だちが一人もいないこともあり、
今日の保育園では、特別な感情を持っていたのだと思います。

どんなに未来が希望に満ちていても、
友達との別れは寂しいものです。

沢山のお友だちが出来ればできるほどに、
想いも募るのだと思います。

最後の最後にお友だちとの喧嘩。
些細な事を許せないのは、今日だからかもしれません。

感情をうまく整理できない年頃だからこその
苦しみや葛藤がそこにはあるのだと思います。

毎日がこんなにもドラマチックで、
大人から見た常識や正解にはほど遠い結末が訪れても、
子ども達にとっては、すべてが宝物のような体験となる気がします。

宝物を宝物と受け取るためには、寄り添う人の心も大切なのだと感じます。

今の体験を、福と感じているか。
きっと良いことになると信じているか。
相手に心で寄り添うと決めているか。

寄り添う人の波動が、相手の心に現れるように思います。

いつも「ありがとう」の心の波動を自分の胸に留められるように。
日々、念じ続けていたいと思います。

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ミマモリスト
眞田 海