ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2015/07/26

「共感」

子どもを見ていると
会話をしているつもりでも
怒らせるような行動を取る時がたまにあります。

そんな時、ふと自分を振り返ってみると
相手はしていても、正しい事は言っていても、
子どもの心に「共感」していないことに気づきます。

子どもはすぐに見抜きます。
心無い会話がすぐにわかるのだと思います。

ただ会話してほしいわけでも、
答えを教えて欲しいわけでもなく、
「一緒に考えてほしい」「私の気持ちに共感してほしい」
と願っているのだと思います。

そんなことを思い、昨日一日は子ども達の気持ちに近づこう‼‼
分かろう‼‼学ぼう‼‼と 笑
過ごしてみました。

会話をしていてよく分からないこともたまにはありますが、
改めて思うのは、言葉が分からないのではなく、
どんな気持ちなのかは「ちゃんと聴いてみないと」分からないのだという事です。

本当に当たり前の事なんですね。

でも、気が付くと「きっとこうだろう」と『聴く』ことを辞めてしまいます。

一緒に遊んでいても、離れて見守っていても、
どんな気持ちかを『聴く』姿勢があるか。行動があるか。

それだけで、子ども達の笑顔が全く変わってくることを
一日の中で感じることが出来ました。

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正しいことをさせたい、自分の思い通りにさせたい
自分の価値観と違う事はさせたくない。

そういった自分の都合を盾に
「子どもの声を聴く」ことを辞めることはしたくない。

そう心に決める一日となりました。

ミマモリスト
眞田 海