ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2017/04/24

「指針改定」

今日はミマモリングソフトウェアを30年度施行される
「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」
「幼稚園教育要領」
「保育所保育指針」
に対応させていく為の打ち合わせを行いました。

告示化された指針では
待機児童解消に向けて保育園を拡充し、
乳児の受け入れが増大してきた背景から乳児保育の重要性、
質の担保を重要視され、乳児・1歳児以上3歳未満児の保育に関する
記載が充実されました。

また、保育指針、こども園・幼稚園要領の3つすべてに
「幼児期の終わりまでに身に付ける10項目」が追加されました。

乳児という「はじまり」の充実と幼児期の「終わり」についての項目追加。

この「はじまり」と「終わり」については明確化されたものの、
反対にその間にある発達過程については度々の指針の「大綱化」によって
あいまいになってきています。

「発達過程の順序性」を保障することの重要性を告示化していながらも、
実際の発達過程が見えづらくなっている現状の中、
指針に準拠しつつ、発達過程が詳細化されているミマモリングソフトウェアの
貴重性がまた増していることを実感しました。

これからまた、時代にあわせてこのミマモリングソフトウェアも
バージョンアップが進んでいきます。

今の世の中でどんなことが最も子どもたちにも先生たちにも
必要なのか。

それを深めていきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海