ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2017/01/29

「一緒に」

今日、ある園様での研修内で、
運営委員長様よりこんな言葉をお聞きしました。

「成長には三つの要素が必要です。

水 光 養分

例えば植物で言えば、葉で光を浴びますが
葉では水も養分も吸収することは出来ません。
水も養分もそれは目では見えないところ、
いわゆる『根っこ』で吸収するのです。

そして、保育園でたとえた時、
葉は子ども。根っこは先生たち。

葉が活き活きとしてもらうには、
葉に栄養や水を与えよう与えようとしてもいけません。
葉に栄養を与えようとするとシナシナと弱ってしまいます。

葉が活き活きとするには、先生方皆さんが
水と養分を吸収していかなければならないのです。

しかし、この見守る保育というのはまさにこの
自然界の摂理に沿った保育であると感じます。

是非とも、子どもたちの為に
先生方には水と養分をしっかりと吸収していってほしいと思います。」

そんなお言葉をお聞きし、

園の成長とは、子どもたちを葉とし、
自分たちを根とし、一緒になって成長していく過程で
園という幹が太くなっていくのだと感じさせていただきました。

そしてそれは同時に、私たちにも言えるのだと感じます。

見守る保育を実践する園様を葉と考えた時、
自分たちが根と自覚し、まずは自分たちが
見守り合う組織風土や文化、
理念を中心とした豊かな働き方を行い、
お客様を信じて見守れる土台になっていかなければなりません。

それは、決して自分たちを優先するという事ではないのだと感じます。

その「繋がり」を大切に。

頂いた学びを元に、幹が大きくなることを願って
歩んでいきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海